当社は、毎日集卵を行っております
原料卵が当社へ搬入される際、原料卵の色、数量および破損等の不良品が搬入されていないかをチェックしています
また、週に1回各養鶏場毎にアトランダムに10個の抜き取り品質検査を行っております。
受入後の原料卵は、養鶏場、採卵日毎に仕分けされ、給卵まで保管庫で保存します
保管庫では、鶏卵の品質劣化を防ぐため、25度以下になるように空調を設定し、4回/日以上気温の確認を行っております
原料卵を機械に投入する工程を給卵といいます
給卵する際には、糞が大量についた卵や、破卵などを目視で事前に除去します(第一検卵)
※上記画像は、給卵〜乾燥までの工程画像となります
卵殻表面についた汚れを50度〜60度のオゾン温水とブラシで洗い流し、殺菌・洗浄します
一般的には次亜塩素水で殺菌することが多いですが、当社では、より殺菌力が高く臭気がつきにくいオゾン温水での殺菌を採用しております
殺菌・洗浄が終わった卵を速やかに乾燥させます
洗卵、乾燥が終わった卵を再度目視で不良品を取り除きます
第二検卵では下から光を当てることで、ヒビ割れた卵を発見しやすいようにしています
目視検査(第一、第二検卵)後は、機械での検査をおこないます
自動ヒビ卵検査では、ハンマーで卵を軽く叩いた際に発生する音響の差異を分析し、ひびの有無を判定し除外しております
汚卵検査では、糞などの汚れが洗卵後にも付着している場合、汚卵検査装置で取り除いています
汚卵検査装置では、流れてきた卵をカメラで撮影し、得られた画像から汚れを分析し、除外しております
4万個/時のスピードで卵を計量します
異常卵検査では、異常卵検査装置を使って卵に光を当てその屈折率の変化から外側から見えない内部の異常卵を除外していきます
除外する異常卵には主に以下の種類があります。
・血卵(内部に血が混入している卵)
・みだれ卵(内部で黄身が破損している卵)
・無黄卵(黄身が含まれない卵)
サイズ別用途別に各レーンに卵を振り分けます。
振り分けられた卵は、お客様のご要望に合わせてパック詰やダンボール詰などの指定容器に充填・梱包していきます
完成した製品は、出荷するまで製品保管庫で保管されます
製品保管庫では、製品の品質劣化を防ぐため、20度以下になるように空調を設定し、4回/日以上気温の確認を行っております